【五味】苦甘 【五性】平 【帰経】心・肝・大腸
アーモンドの原産地はアジア西南で、現在世界最大の生産地はカルフォルニアです。日本にはポルトガル人により江戸時代に伝えられたといわれており、小豆島などで栽培されています。
アーモンドには、スィートアーモンドとビターアーモンドがあります。スィートアーモンドが主に食用に、ビターアーモンドは薬用や着香料、アーモンドオイルの原料などとして利用されています。日本では食用として輸入できるものは、スィートアーモンドのみとなっています。
=抗老化作用・血行促進=
アーモンドはビタミンEの含有量がナッツ類の中でトップクラスで、抗老化作用や血行促進作用があると考えられております。
=脳神経の活性化・美肌・二日酔い防止=
ナイアシン(ニコチン酸)が豊富なため、肌を潤す作用や、脳神経の活性化をし、精神安定の働きや、二日酔い防止があるといわれております。
=通便=
油脂が豊富で腸の粘膜を潤わせ便通をよくします。
=補気強骨=
上記の作用に加え、東洋医学では気を補い、骨を丈夫にしてくれると考えています。
アーモンドは消化しにくいため、消化不良気味の方や消化力の弱い方は胃腸の負担になるので、控えめにしましょう。胃腸が丈夫な方でも1日10個以内にし、毎日継続して食べることが効果を発揮します。また、高脂血症の方も控えめにしましょう。