アボガドの原産地は中南アメリカで、日本にはメキシコ料理と共に伝来したといわれております。アボガドは豊富な良質なアミノ酸、十一種類のビタミン、十四種類のミネラル、豊富な食物繊維をバランスよく含んでいます。
・コレステロール
アボガドに含まれるオレイン酸はコレステロールを減らす働きがあるので、コレステロールの抑制、排出によいといわれております。
・血圧
アボガドにはカリュウムが豊富に含まれています。カリュウムには利尿作用があり、塩分が排出され血圧を効果させる働きがあります。
・美容・老化防止作用
アボガドには、抗酸化効果のあるビタミンE、脂質の消化を促進するビタミンB2、整腸作用を持つ食物繊維が含まれております。これらは、美容や老化防止といった働きがあります。また、食物繊維を豊富に含むので便通作用もあります。因みに、アボガドの100gに対するビタミンB2の含有量は、野菜や果物類の中ではトップクラスです。
・動脈硬化予防
アボガドの脂質の80%を占めるリノール酸やリノイン酸は動脈硬化を予防する働きがあります。
注意
アボガドは、脂質を多く含む為、消化しにくい食材です。消化不良のある方はご注意ください。
最後に、東洋医学から見たアボガドは、気を補う働きがあるといわれ、疲労回復や新陳代謝の促進によいといわれております。