花粉症対策のお茶として有名なお茶ですが、植物学上のお茶とは異なる木の葉から作られた甘い中国茶の総称を甜茶といいます。
中国では5千年位前から健康茶として常飲されていたそうです。
バラ科キイチゴ属の甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)・ユキノシタ科(アジサイ科)の臘蓮繍球(ろうれんしゅうきゅう)・アカネ科の牛白藤(ぎゅうはくとう)・ブナ科の多穂石柯葉(たすいせきかよう)などがあります。
アレルギーに効果があるといわれるものは、中国で自生するバラ科の植物で作られたもので、甜茶に含まれるポリフェノールには抗アレルギー作用があるため、花粉症以外にも、ぜんそくやアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状にも有効だと言われております。
また、それ以外では風邪の諸症状、動脈硬化予防、食欲増進などにも効果があると言われています。