灸【きゅう】

日本では、お年よりの背中に、昔のお灸の痕が痛々しく残っていたり、悪い事をした子に「お灸を据える」と言ったり、落語にも「強情灸」という辛い話しがあり、お灸イコール「熱い」・「火傷」・「罰」といった悪いイメージを持つ方も多いと思います。しかし最近のお灸はそのようなものではなく、気持ちのよいお灸も沢山あります。当院のお灸は気持ちのよいお灸が多く、主に4種類のお灸を患者さんの病態により使い分けます。

boukyu

〈棒灸〉

棒状のお灸をツボや経絡あるいは患部に近づけて使用します。見た目は熱そうですが、実はとても気持ちがよく人気の高いお灸です。

 

kyutoushin

〈灸頭針〉

身体に刺した針の上に、お灸をします。見た目はとても怖そうですが、これまたとても気持ちのよいお灸で、途中で眠ってしまう方もおられます。

 

tounetsukyu

〈透熱灸〉

米粒の半分くらいの大きさの艾を肌の上に置いて使用います。又、灸点紙という紙を肌の上に置いて施灸することもあります。熱いというより、一瞬チクッという感じがしますが、人によってはこれが気持ちいいという方もおられます。

 

kaitenkyu

〈回転灸〉

とても気持ちのいいお灸です。ステンレス製の回転する器具の中に、専用の棒灸を入れて、経絡やツボを刺激します。マッサージの効果も兼ね備えたお灸で、気血の流れを改善したり、硬くなった筋肉を和らげる効果があります。
当院のお灸の中ではダントツ、人気のお灸です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です